くそったれ人生。

惨め日記の新たな置き場所です。

Frozen in Time

お久しぶりです。黒子です。生きてます。

 

このうんこブログを更新することにもはや意味はないのですが、たまには文章を書くという行為をしないと完全に人として駄目になってしまう気がするので更新します。

 

一時期メタルやハードコアを聞くのがしんどくなってた時期がかなりあったのですが、最近は調子が戻ったというか、むしろモリモリと聞いています。というかDevourment新譜出すのかよ・・・。嬉しいじゃねぇか。

 

このところはデスメタル熱が再燃し、Cannibal Corpse、Obituary、Suffocation、Cryptopsyあたりを聞き込んでいます。早くDevourmentの新譜も聞きたい。前評判に惑わされずいち早く買いたいと思います。スラムへのこだわりが最近は落ち着いたので、ブルデスとして優秀な出来であればいいんですよ。先行で公開された楽曲を聞く限り良い感じなので楽しみですね。

 

ちょいと前にアマゾンプライムに加入したので、日々のアニメ視聴が一気に快適になりました。録画して残しておきたいやつ以外はアマプラで追えばいいというのはクッソ楽。冴えカノ二期再放送・手品先輩・変好き・魔王様リトライ・ダンベル・女子高生の無駄づかいあたりを日々視聴してます。

 

冴えカノアニメ、個人的に原作ではとらえどころのない印象があった加藤恵が圧倒的に強いですね。圧倒的正ヒロイン感が半端じゃない。個人的には詩羽先輩を推そうと思ってチェックし始めた作品だったのに、アニメを見ると「加藤恵強いなァ・・・」ってなることがしばしば。動いて喋って表情のしっかり見える加藤恵はやばい。強い。完全に冴えてるヒロイン。

 

新海誠監督の最新作・天気の子も見ました。賛否両論の作品には違いないでしょう。個人的には凄く刺さりました。セカイ系作品群・ゼロ年代18禁PCゲーとの関連性・影響での文脈で語るのも凄くわかるんだけど、前評判やめんどくさいオタクの感想を一旦頭から排除して見て欲しい作品だと思います。それまでのセカイ系作品や新海作品ではなかったであろうセカイとヒロインを天秤にかけたその先、セカイを選択したその後、自分たちが選んだ『今』と『ここ』を肯定するエンディングには物凄い作品のパワーを感じました。

 

でもやっぱりセカイ系作品に触れてない層にはわかんねぇんじゃないの?とも思ったりしますが、今自分が描きたいものを描く・刺さるやつにだけ刺さればいい、そういう映画だからいいんだろうなと。

 

最近はこんな感じです。

State Violence / State Control

こんばんわ。黒子です。

 

最近久しぶりにハードコア熱が再燃しました。ハードコア。ハードコアパンクです。

 

まさか三十歳になったこの年に再びハードコアを熱心に聞くことになるとは思いませんでしたが、聞きたくなったんだからしょうがない。

 

きっかけはくそったれ職場において日に日に多数派の数による暴力・支配が酷くなっていく中で、圧力をかけられたりと本当に胸糞悪いことが続いていて、言語化するには本当に「けったくそわるい」以外の言葉が思い浮かばない感情が自分の中で渦巻いていたんです。

 

で、家にある音楽を聞いてこの感情を発散しようと思ったとき、「規模は違うけれど、自分が受けているのは間違いなくある種のState Violence / State Controlに違いない。これはDISCHARGEを聞くしかない」となったわけです。

 

十代の頃はそれは熱心にパンクロック・ハードコアパンクを聞いていたわけですが、ある時「自分のような安穏と生きている中産階級のだらしないガキがパンクを名乗るのは間違っているのではないか」という思いがよぎり、それ以来あまり熱心に聞かなくなっていたんですね。

 

主義・主張と生活は一致させるべきであるということを自分はパンク(というかCRASS)から学んだつもりでいたので、それが出来ない人間はパンクを名乗る・聞くべきではないと勝手に自身で設けた強迫観念ルールによって、自分は何年もパンクから遠ざかっていたわけです。

 

しかしやっぱり自分は徒党を組んでデカい顔をするクソ野郎どもが大嫌いなので、これはメロデスを聞いて泣いてばかりいては駄目だぞと、ハードコアを聞いて戦わなきゃという思いが沸々と湧きあがったわけです。

 

「個(人)でも孤(独)でもいいから、横暴な力を振りかざす多数派に負けるな。戦え」という姿勢を自分はかつてパンクから感じ取り学んでいたはずで、それが今また燃え上がるなんて思わなかったけど、とにかく今自分に必要なのはハードコアパンクだよって思ったのでした。

 

とりあえずDISCHARGEを引っ張り出して聞き、それでも物足りず売らないで残しておいた他の音源もさらに引っ張り出して聞き、そしてかつて通らなかったバンドたちの音源も買い漁るなど、ブランクを取り返すかのように今はモリモリとハードコアを聞いています。

 

主義・主張と生活を一致できないだらしない大人になってしまったのは本当に情けないけれど、それでもやっぱり好きなものは好きだし、憧れるもの・心惹かれるものは変わらないのだと素直に思えたので、またこれからもパンク・ハードコアを聞いていこうと思います。

最近の視聴状況など。

こんにちは。黒子です。相変わらず放置しがちですが、たまには更新を。

 

今期も相変わらずガンダムWの再放送しか見てないです。だってぶっちぎりに覇権アニメなんだもん。ナチュラルに狂ったやべー奴らしか出てこない最高のアニメですよ。あとそのやべー奴らに無駄がない。無駄なくやべー奴らが配置され物語を動かし加速させていくとこがいい。

 

ちょっと前に劇場版フリクリ プログレを見ました。フリクリ、それまで作品自体を知らずプログレが初見だったのですが、圧倒的にファンキー・グルーヴィー・サイケデリックなノリに一発でやられました。ここまでサイケデリック・スピード・フリークスなアニメは見たことねぇってなりました。

 

全ての始まりのOVA版も見なきゃとなり、ボックスを購入して見ました。ネット上だと「OVAが至高。オルタナプログレはクソ」という意見が圧倒的に多い感じだったんですが、そこまで貶めることねぇだろってなったのが正直なところ。

 

フリクリOVAは青年誌漫画的というか、ナオ太の自意識・性的欲望・成長という部分が主にあり、視聴後の感覚としては岡崎京子の漫画を読んだ後に近いものを感じました。はっきり言うと見てて「リバーズ・エッジだなァ~」ってなってました。マミ美とかまんま岡崎作品に出てきそうなキャラだしね。ドロドロした感情がマーブルに渦巻いている感じがすごく岡崎京子だな~と思いました。

だからOVAとオルタナプログレは別物なので、後者を「こんなのフリクリじゃねぇ」と言いたい人たちの気持ちもわかるんだけど、でも出来が悪いわけじゃないと思うし、どちらというと(個人的には)出来はよくて面白いと思うのでこれを楽しまないのはもったいないと思う。

OVAは或る程度アニメ・漫画といったサブカルチャー慣れしてる大人向けの作品て感じだけど、オルタナプログレはもっと(いろんな意味で)幅の広い現代のアニメファンに向けて作ってある感じがするので、確かに続編と言われてしまうと90年代サブカル感を期待している人は肩透かしを食らうかも知れない。

続編というよりかは現代的にリミックスしたものと捉えるのはどうだろうかと思ったりもする。

新海誠が『君の名は』を作った時、初期の女々しい男のセンチメンタル過剰路線を愛していたオタク(自分も含む)たちはこぞって叩きましたが、でもあれはあれで確実に出来はよくて面白くてヒットしたわけだから、それはそれとして認めないといけないんですよ。

今のIn Flamesにもう一度LUNAR STRAINみたいなアルバムを作れと言っても無理なのと同じわけです。

つーかよ、普通に面白いじゃンよ…。

プログレを見て自分は「林原めぐみってやっぱマジモンのレジェンドだわ」と再認識・再確認できたのがよかった。林原めぐみ主演の90年代アニメを漁りたくなったくらい。

あと水瀬いのり。正直歌手としては好きだけど声優としてはナメてたとこがあったんだけど、プログレで今のしてきてる若手女性声優の中では頭一つも二つも抜けるなァと思ったよ。『言の葉の庭』で花澤香奈が抜きん出たと感じたけど、それと同じものをプログレ水瀬いのりからは感じた。きっちり慟哭・絶叫が演じられるのは強い。推せる。

 

面白い・良いと思ったものは素直に推していきたい。

堕落の神告。

やっとこ夏が終わったんでしょうか。黒子です。

 

連休でしたがクッソ天気が悪かったのであまり外に出ませんでした。音源の整理をしたり、今週末の友人の結婚式に出る準備をしたりしてたらあっちゅーまに連休は終わり。やれんよ。

 

涼しくなってきたのでまたメロデスを聞くのが楽しくなってきました。去年までは90年代のB級メロデスを漁るのに血眼になっていたのですが、ある時「正直メロデスはAt The Gatesと初期In Flamesを聞いときゃいいンじゃねェか?」という思いが湧き、それ以来あまり掘り下げていません。B級の中にも光り輝くものがあるバンドもありましたが、本当にただの模倣でクッソつまんないだけのバンドも多く、無理して漁り・掘り下げるのもかったるくなってしまったのですよ。

 

というわけで最近はClaymanまでのIn Flames聞き返しています。LUNAR STRAIN原理主義の方と付き合いがあるので大きい声では言えませんが、正直ClaymanまでのIn Flamesはどれも聞きごたえのある傑作ばかりだと思います。もちろん宇宙の神秘と孤独を圧倒的北欧慟哭叙情の旋律で表現しきったLUNAR STRAINは名盤です。

 

In Flames流のメロデスを完成させた3rd、ホラクル~堕落の神告はクッソ名盤だと思います。The Jester RaceとColonyという名盤に挟まれていて目立たないなんていう意見もインターネット上だと見かけますが、リード・ソロ・メロディの充実っぷりはIn Flamesのキャリアの中でも屈指の作品だと思います。旧国内盤の『堕落の神告』とかいう厨二臭いサブタイトルもグーです。ジャケはクッソダサいですが。

 

最近はメロデスに加え、ブラックミュージックのお勉強をしています。去年からヒップホップは多少お勉強していましたが、ジミヘンにハマったのがきっかけでファンクとかにも手を出してみました。ジミヘンのライブ音源あれこれ、ファンカデリック、スライ・アンド・ファミリー・ストーンなどをまとめ買いしました。

 

ジミヘン、バンドリの氷川日菜が好きそうだからという意味不明な思い込みと理由で聞き始めたのですが、ガッツリハマりました。昔スタジオ音源のベスト盤を聞いた時は「あんまりギターが目立ってないし音が古臭いし、自分にはよくわかんないや」としか思えず、そのベスト盤もすぐ売ってしまったのですが、そういったことがあったのでインターネットで下調べをし、ライブ音源集のHendrix in the Westを買ってみたら、これが大当たりでした。

 

1968~1970年のライブ音源を集めた編集盤なのですが、名演と言われている公演からベストなテイクを集めているだけあって、収録されている楽曲・演奏はどれも強烈でした。スタジオアルバムとは異なり、弾きまくるジミヘンのギターを堪能できる素晴らしい一枚。名盤です。

 

しばらくはメロデス聞き返しとブラックミュージックのお勉強に励みます。

家から出ない至福。

今日は明けの後の休みでした。黒子です。

 

厳密にいうと出てないわけじゃあないんだけど、最低限の外出にとどめ疲れることをしない休日にしました。

 

少し前部屋の掃除をした際、いい加減音源と本の処分をしようと思ったんだけど、いざ処分しようとすると未練の情が湧く。

 

数冊をサルベージして読み返すことにして、久しぶりに初期の恩田陸作品を読み返しています。

 

自分は熱心な恩田陸読者というわけではなく、かの夜のピクニックもそんなにはハマらなかった。球形の季節、六番目の小夜子、図書室の海、なんかの初期作品が好きというだけなんだけど、これらは定期的に読み返したくなる。手放してはいかんなぁと思った。

いつまで経っても自分はジュブナイルホラーが好きなんだなァというのを改めて感じた。幼いころ映画『学校の怪談』シリーズが大好きだったわけだけど、ああいう出会いと冒険、成長と別れの物語が自分はどうにも好きである。

大学の頃あれこれ文章を書いていた際、結局自分は中学生・高校生が主人公のジュブナイルものばかり書いていた気がする。大学生の苦悩やあれこれは自身で嫌というほど体験して、小説としては書きたくないと思っていたし、どうせ書くなら自分が読みたいもの・読んでわずかな救いになるものが書きたいという思いがあった。

中学・高校の頃があまり楽しくなかったというのもあるかも知れない。もちろん楽しい思い出がないわけではないけれど、憧れとは遠い学校生活だったような気が未だにどうにもする。大学は楽しかったけど、楽しいだけでは済まない人間関係のトラブルを幾つも経験した。それらは物語に仕立てる必要はない。今でもそう思っている。

 

最近見たペンギン・ハイウェイ、正しくジュブナイルSF映画であると感じた。だからかつて夢中になった本たちを読み返そうと思ったのかもしれない。一夏の冒険・友情・衝突・成長・夏の終わり・切ないお別れ、前評判に惑わされずに見てほしい映画である。

 

球形の季節を読み終えて今は六番目の小夜子を読んでいる。どちらも謎を残して終わる作品なんだけど、自分はそこが好きである。人ならざる何かの存在・介入を感じさせてくれて、正しくジュブナイルホラーであると思っている。それが嫌だっていう人も結構いるみたいだけどね。全てを明らかにしてしまうのが正しいとは自分は思わない。謎のままでいい謎だってある。

六番目の小夜子、長編アニメ映画化してくれないかなァ…。何年も思ってるけど、映画化したら劇場に走るンだけどね。

日記を書くことに意味があるのか、もう完全によくわからないけど。

こんにちは。お久しぶりねの黒子です。

 

はてなダイアリーが終了してしまうということで、今後はこっちで書いていこうと思います。

 

近況は特に相も変わらずで、仕事と職場は肥溜め以下の外道祭文キチガイ地獄。インターネットとメタルだけが救いという生活を送っています。

 

今年は割と積極的に外に出ているような気も。去年ハマったバンドリのオンリーイベントに行ったり、田村ゆかりのライブに行ったり、コミティアにも行った。自分にしちゃあ随分と活動的な上半期でしたね。

 

声優ライブはおろかイベントに行くのも初めてだった田村ゆかり生誕祭、圧巻でしたね。会場全体が一体となって熱狂するさまにブルデスおたくファッションで明らかに浮いていた自分は圧倒されました。というかバンTで来ているおたく少なかったな。もっとメタラーがいるもんだとばかりに思ってたけど。

 

バンドリオンリーとティア、もう自分が若くはないのだなぁと思い知らされた。大学の頃からもう10年近く経っているのだものね。若いオタクの子たちのワイワイノリにはついていけないということだけをはっきりと理解して虚しいだけの時間だった。

 

久しぶりにハマったエロゲーということでWHITE ALBUM2。寝食の時間を削ってゲームにのめり込むのはほんと久々だった。School Days信者の自分はやはり壊れてゆく前提の三角関係ものがどうにも好きみたい。小木曽雪菜はマジでやべー奴。disではなく、これは畏敬の念に近い。高校・大学編を経てcodaでのかずさとの一騎打ち、自分はかずさ派なんだけど、あれだけの強敵と相対できるヒロインは確かにかずさだけなんだよなぁと思う反面、かずさルートのどれも慟哭叙情・報われてんだかないんだかわからない感じはどうにかして欲しかったと思わないでもない。小春はマジ天使。でも小春だとかずさには勝てないはず。とにかくのめり込み過ぎて一時期おかしくなってた。ほんとうに名作でした。

 

去年はスラムデスにどっぷりハマってたけど最近はあまり聞いていない。貧乏メロデスも同様。At The Gatesの新作はクッソよかったので、上半期はそればかり聞いていたけども。貧乏メロデス、自分は割とガチでハマっていたのだけれど、どうもネタとして消費され始めるとなんだか気持ちが引いてしまった。そうじゃねぇんだよなぁという思いがどうにもあって。惨め・慟哭の生活を送っていない連中のネタじゃねェンだよ…。

ヒップホップも当初は「ギャングスタラップとか聞いてオラオラすっぞ」という心持ちで聞き始めたのに、結局東海岸勢のシリアスで暗いのにハマってしまって「これじゃあメロデスを聞くのとあまり変わらない」と気づいてしまってからはあまり掘り下げていない。でもMobb Deepとかは本当によかった。

今はジャーマンメタルというかBlind Guardianにガッツリハマっている。ブラガ、なんか取っつきにくそうなイメージがあって聞かず嫌いしてたんだけど、去年手を出してみたらクッソハマってしまった。へヴィメタルファンタジーに拘り続ける彼ら、素晴らしいと思う。あとジャーマンメタルが今自分の周りでトレンドやファッションでないということもあるかも知れないけど。捻くれた老害ガイキチおたくなので、トレンド・ファッション・ネタとして面白半分に消費されるものはどうにも乗れない。主流でないものを密かに楽しむというしょうもない性がまだ自分にはある。メインストリームに乗り切れない・ワイワイを忌避嫌悪するのはここがあるからなんだろうな。

 

ひさしぶりに長く日記を書きました。こんな感じで適当に思ったことをたまに書いていくつもりです。