くそったれ人生。

惨め日記の新たな置き場所です。

『ダブルキャスト』プレイ感想。

久しぶりにゲームをやったのでその感想をまとめておきたいと思います。こんばんは。黒子です。

 

今回買ってやったのは1998年に発売された初代PSソフトのダブルキャストというADVゲームです。元祖ヤンデレキャラが登場したゲームとして有名な作品だと思います。

 

そもそも自分がダブルキャストを知ったのは10年以上前、大学のサークルの飲み会でヤンデレブームについて話していたら、サークルの先輩に「しかしそういうヒロインって大分昔にダブルキャストがやってるンだよなァ」と言われたのがきっかけでした。

 

ブコフに行くと大抵安く売ってるソフトだったので、そのうち買ってやろうかな~と思ってはいたのですが、その他の18禁PCゲーをやるのが忙しかったり、そのうち段々とゲーム自体を遊ばなくなって存在をすっかり忘れていました。で、この前ブコフに行って何気なく初代PSソフトの売り場を眺めている時に存在を思い出し、それとちょうど良いタイミングで某VTuberが取り上げている配信がありそれを見たので、これは自分も買ってやるしかねぇだろうとなったわけです。

 

ダブルキャストの良かった点を以下列挙。ネタバレを含みます。

・シナリオが良かった。

パッケージのイラストと序盤の展開から「大学の映研を舞台にした記憶喪失のヒロインとの爽やかギャルゲーか?」と思わせつつ、徐々に戦慄のサイコホラーへと展開していくところが良かったです。1プレイが2時間程度で終わるボリュームもちょうど良かったと思います。作中劇である『かこいのねや』に気を取られ過ぎると肝心のヒロインである美月の正体を暴けない、というか作中劇にまつわる過去の事件はほぼハッタリなのですが、その辺をミスリードさせるのも良いと思いました。

・アニメーションが良く動く。

初代PSのゲームなのでナメていたのですが、アニメーションは本当に良く動きます。普通に秀逸な90年代のアニメを見ている感覚です。あと主人公以外のキャラはフルヴォイスで、ベテランのキャストたちの演技にもケチの付けどころがなかったです。

・ヒロインである美月がクッソかわいい。

マジでかわいいです。久しぶりに萌えの波動を感じたヒロインでした。機動戦艦ナデシコの人がキャラデだそうです。主人公と出会った直後の元気いっぱいなボクっ娘っぷりで既に萌えなのですが、コロコロ変わる表情の豊かさ、女子力の圧倒的な高さ、豊かな乳と尻を備えた素晴らしいナイスバディと、完全にノックアウトです。萌え倒しです。天真爛漫なボクっ娘サイコパスDV姉・本来の人格と、複数の人格が入り乱れる複雑なキャラクターなのですが、とても魅力的なヒロインでした。文章だけじゃきっと上手く伝わらねェ・・・。実際プレイして動いて喋る美月を見て萌えて欲しいンだ・・・。

 

ダブルキャストの良くなかった点

・ディスクの入れ替えが面倒。

昔のCD-ROM時代の作品だから、容量の都合でどうしてもしょうがないことなのですがね。中盤での入れ替えはちと面倒だし、エンディングを見た後周回プレイに入ろうとする際もまたディスク1をセットし直さなきゃいけないので、周回プレイするのがかったるくなってしまうのが難点でした。

・データの管理が大変。

セーブできるスロットが5つしかないので、セーブデータの管理が大変です。達成率も1つのデータでエンディングを見たらそのデータをロードして再プレイを開始しないと引き継げないので、そこは多少ストレスでした。

 

上記の二点以外は不満はないですね。久しぶりに素晴らしいADVゲームに出会えた気がします。ダブルキャストを筆頭とするやるドラシリーズ、他の作品も遊んでみたいと思わされました。次は『季節をだきしめて』がやってみたいですね。