くそったれ人生。

惨め日記の新たな置き場所です。

年末のリスニング状況

おひさしぶりですこんばんわ。黒子です。

たまには文章を書く訓練をしようと思います。

 

夏頃からのシティポップ再評価ブームはまだ自分の中でも続いていて、最近はシティポップだけでなく昭和のロック・歌謡曲・アイドルポップスにも手を広げて再評価とお勉強の日々が続いております。だから最近もあまりメタルを聞いてないんですよね。

 

んで、カルメン・マキ&OZのライブ盤を聞いて「なんだかジミヘン・サバス・レインボー・歌謡曲をごちゃ混ぜにしたような音だなァ・・・」と思ったのがきっかけで、メタル以前のハードロックを聞き直したい欲求が強まったので、このところはその手の音楽をよく聞いています。

 

今はあまり音圧の高い録音の音楽を体が受け付けないようで、アナログ時代の音源ばかりを聞いている状態です。ジミヘン・サバス・スコーピオンズ・レインボーあたりの古き良きハードロックを聞くのが最近の楽しみになってます。

 

加えて最近特にハマったのが中島みゆき。今までベスト盤しか所持しておらず、いずれオリジナルアルバムをちゃんと聞いてみようと思ってはいたのですが、中々どのアルバムから手を出していいのかわからず、長らく足踏みをしていました。

 

謡曲の熱心なレビュー・テキストサイトを参考に、『愛していると云ってくれ』『親愛なる者へ』『生きていてもいいですか』の70年代後半~80年にかけての極めてヘヴィな三枚を購入し、ここにきて中島みゆきにガッツリハマりました。

 

三枚はどれも聞きごたえのある名盤だったのですが、特にヘヴィな大傑作だったのが『生きていてもいいですか』。「船を出すのなら九月」から始まるアルバム後半の流れの暗黒さ加減と言ったら・・・本当に素晴らしい。救いが無さ過ぎて逆に感動的なほどの絶望具合。

 

自分は90年代以降の雄々しくなってしまった中島みゆきしか聞いたことがなかったので、様々な弱者・敗残者・負け犬たちの歌を生身剥き出しで歌い上げていた時代の作品群に遅まきながら触れることが出来て良かったと思いました。